JOJO前回からの続きです!
それからジョジョとロスさんで連絡をとっていたのに加えて、コボも一緒に混ざったLINEグループを作った。
楽しかったLINEは3倍楽しくなった。
またロスさん邸にお邪魔させてもらい、シドニーでの生活はより楽しくなった。


10月末、ジョジョは学習塾OZの立ち上げ準備のため、先に帰国することになる。
コボはシドニーに残り、もう少しオーストラリアでの仕事や英語圏の生活を続けることになった。
たくさんの出会いがあった中で、別れのシーズンもきた。


もちろんロスさんにも感謝した。
すると、ロスさんがお別れ会をしてくれることになった。
シドニーでとても有名なレストランで、奥さんも大好きなお店とのことで、ロス夫婦とジョジョとコボの4人はウィンヤードに集合した。
最高のディナーを楽しみながら、奥さんとの話も楽しくて、またロスさんのことをたくさん知ることができた。


帰国する理由、日本での仕事について、大好きな塾の仕事の話をたくさん聞いてもらった。相談にも乗ってもらった。
ロスさんは、「ぜひその塾に行ってみたい。頑張って。」
と応援してくれた。
もはや憧れのロス夫婦に応援してもらえたことで、
人生が変わった瞬間にまで感じた。
海外生活を振り返ると意外だったのが、
海外に行って良かった!とかいうありがちなもの以上に、
海外で生活したからこそ、これからの日本での人生を頑張ろうと思えたことである。
ジョジョが帰国する日、飛行機に搭乗して関西国際空港に発つ直前、
慣れ親しんだカンタス航空の職場の前の滑走路で、神様のいたずらか何かで飛行機が10分間ストップした。
毎日職場から見ていた外の景色、
世界のみんなと出会ったカンタスのビジネスラウンジが今日は飛行機の窓から見える。昨日まで半年間、そこで働いていた。


この10分間、いろいろなことを思い出して、感情を抑えることができませんでした。
日本に帰って、これからいばらの道。
瑞穂市にはたくさんの学習塾やライバルがいるけど、
その中で絶対負けず、必ず最高の塾を作ろうと、飛行機の中で決意しました。




